本格的な夏!これから怖い、食中毒について、Answerしました!



食中毒は1年中起こりますが、細菌によるものが多いのが夏です。
夏は気温と湿度が高くなり、細菌が増殖しやすいので、食材の管理や調理方法に注意が必要です。

◆食中毒の原因になる細菌

サルモネラ菌

主に卵や鶏肉が感染源となるもの。
食事後、8~48時間後に症状が現れる。

カンピロバクター

肉類についているもので、特に鶏肉に多い。
生肉を食べたり、加熱が十分でなかったりすると食中毒になる。
細菌が原因の食中毒の中では最も多い細菌。
食事後、2~5日後に症状が現れる。

黄色ブドウ球菌

人の鼻の入り口に多くついている細菌。
普通は無害だが、手荒いが不十分だったり、傷のある手で調理したりすることで、食品に感染して増える場合がある。
食事後、約3時間後に症状が現れる。

ウェルシュ菌

主に肉に付着しており、熱に強い。
酸素には弱い。
100℃で1時間加熱しても耐えられる細菌のため、カレーなどの煮込み系の料理を作るときに増殖しやすい。
食事後、6~18時間後に症状が現れる。

腸管出血性大腸菌

肉類や汚染された水にいる細菌。
O-157が有名。
食事後、3~5日後に症状が現れる。

腸炎ビブリオ

海水中にいる細菌。
魚介類から感染する。
食事後、12時間前後に症状が現れる。

★食中毒の症状

細菌による食中毒は、食事をした後、細菌が腸内で増え、腸炎を引き起こします。
腹痛、下痢、嘔吐、吐き気といった症状が現れます。
発熱することもあります。

★食中毒が起きたときの注意点

症状を発症したときは、安静を心がけ、食事を控えて腸を休めることが大切です。
嘔吐や下痢は、体内にある害となるものを排除するために発生する生理的反応なので、下痢止めなど市販の薬は使用しないようにしましょう。
こまめに水分補給をして脱水状態にならないようにし、すぐに医療機関を受診しましょう。
高熱が続いたり、意識が朦朧としたりすると命に関わることもあるため、早めに行動してください。

★食中毒対策

食中毒を予防するには以下の点に気をつけましょう。

◎細菌をつけない

手にはたくさんの細菌がついているので、調理前や食事前には手洗いを徹底しましょう。
食材は真水で洗い流しましょう。
肉・魚を切るときに使ったまな板や包丁は、都度洗いましょう。
調理の際に使ったお箸で他の食品に触れたり、食事に使ったりしないようにしましょう。

◎細菌を増やさない

高温多湿で細菌は増殖しますが、10℃以下では抑えられるので、買ってきた食材はすぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
冷凍した食材を解凍する際は、冷蔵庫に入れるか電子レンジを使い、調理後は早めに食べることを心がけましょう。
残った料理は、清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存してください。

◎細菌をやっつける

75℃で1分間以上加熱すると、細菌は死滅します。
肉・魚は中心のおんどが75℃以上になるように加熱しましょう。

雑穀「きょうの健康」掲載



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする